２００３年１１月１５日（土）毎パソ決勝大会


全日本タイピスト連合として参加することを決めて３ヶ月、

あっという間にこの日がやって来てしまいました。

この日まで練習回数は100回以上を数え、特に都大会以後急激に

練習ペースが上がりました。というのも、都大会の際過剰にミスが

気になり画面ばかりを見ていたことで、決勝大会が不安になり

全文暗記！

を決心したからです。英文の暗記は現実的ではないと思っていましたが

案外指が覚えてくれていたのでさほど苦労はしませんでした。

（と言っても、覚え始め１週間位はスピードががた落ちでしたが）

次回も、暗記で本番に望むことは間違いないと思います。



本番に向けて、谷口さんは英文を打ちきったとかあり得ないことを

言っていましたし、中山さんも日記を見る限り

勝てる確率＝相手が大爆死する確率

という感じだったので３位狙いでいました。

ライバルは原田さん、溝口さん、６月Web大会の小森さんと言ったところ…

３人ともノーミスで打った形跡が無いので3000点で大丈夫だろうと

この時は楽観視していたのですが…



さて、本番当日。夜型人間には辛い７時起きを



の力で乗り切り、何度か練習して満足のスコアも出ていざ出発！

10:15受付なのですが、８時台に到着するという気合いの入れっぷりです。

和文のみなさんとしばらくお話した後、英文参加組も合流。優勝大本命の

谷口さんも表れ、今回は連合からの参加ではないので一応敵なのですが、

結局持参してきたカイロも取られ、ノートPCも使われ・・・と

敵に塩を送る形になりました。


廊下では、東プレのRealForceを

体験出来るブース等があり、

みんな試し打ちしています。

というか、私の目が

光ってる（飛び出てる）んですがっ


で、何をみな見ているかと言うと

テ、テンキー・・・

この方も今回連合で出られません

でしたが、次回はとのことで。

というか、英文Ａの人でしたよね？



そうこうしているうちに、和文の方は本番がスタート。

みんな同じ時間帯に受け付けを済ませたので、同じ組みのようです。

今回、連合は１５人決勝大会に来ていたのですが、その内１０人が和文なので

一気に席がすかすかに・・・というか、

おばさん達に席取られました。

数十分ほどで、戻ってきてみな一言目の感想が

「やってしまった・・・_|￣|○」

とのこと。和文エースの隅野さんも最後の最後「含まれてしまった。」を

「ふくまれてしまった。」と変換しBackSpaceを猛連打したものの

間に合わず、ミス確定だそうで・・・ご愁傷様です。



和文が終われば次は英文。ずっと喋ったまま特に緊張もせず本番の席へ。

席はランダムで決まる風になっていたのですが、


−
中山さん
−
自分
谷口さん
原田さん
八十島さん
空席
空席


と言う感じで超身内ゾーン結成（笑）

大事な大事な３分間の事前練習では都大会と同様、打ちづらい文章と、

前半の段落、後半の段落を重点的に確認。最後の数秒はカイロで暖めてました。

というか、本番のキーボード異様に打ちやすいんですけど！？

他の人の言うとおり確かに高速打鍵にはちょいと向いてない部分があるものの

一打鍵、一打鍵きっちり認識してくれる感じがかなりGoodでした。



キーボードのお陰もあり前半は自己ベストと変わらぬ早さで突っ走って行く。

２枚目到達３分４０秒ちょい。２７００文字も見えた？と言うところで

一気に緊張してきた！Again

function等の打ちやすいワードではオーバースピードでミスをし、

devices等の打ちにくいワードでもやっぱりミスをし・・・そして残り１５秒



正しくは↑になるところを↓の様になったのを確認！



「あれ？間違ったよね？」と思った矢先、右隣で怪しげな動きが！？

なんか問題手で持ってスクロールしながら見直ししてるんですけどぉぉぉ

そして訳も分からないままそのまま打ち進んでしまい、５．４．３．２．１・・・

「ヴァッ！！」（注：右前の方から）

「打ちきったぜ！」（にこやかな笑顔で、右隣から）

とまぁ、最後の最後は思い出深い光景となりました（笑）



会場に戻ってみると、もう和文の表彰式が行われていたようで無事隅野さんが

１位＆総務大臣賞を取った模様。蒸し暑くてたまらなかったので、食堂で

ようやくリラックス出来たのか、昼食も食べることなくお話。

どうやら右前で奇声を挙げた中山さんも、最後の最後でミスをしBackSpace連打が

間に合わなかった模様。私もミス確定が分かっていたので萎え萎え〜



んで表彰式。

余りにも無難に「内閣総理大臣賞

京都府・・・」で谷口さん。

小泉純一郎の名前が

格好いいなぁ〜


次、総務大臣賞。余りにも無難に中山さんだと思っていたのだがっ、

「総務大臣賞　東京都　早稲田大学・・・」

えっ？なんで？

なんで、私なんですか？冗談抜きで、写真構えてシャッターチャンスを

待ちかまえていたんですけど・・・。というわけで、あたふたあたふたして

３枚もの賞状を頂くことに。というか、この時点でも未だ

あ、すいません。間違えましたっ

なんて言ってくるんじゃないかと内心ひやひやしてました。

確認したところ、中山さんは前回総務大臣賞を既にもらっていたようで・・・

今の今まで賞品の事は考えてもいなかったけれど、（PCはどうせ貰えないし、

キーボードは同じものを持ってるし、マウスなんてもらってもなぁ・・・って）

うちは、プリンタを実は持っていないのもあって、ほんとまさかの

ごっつぁん！

でした。（無欲って言うのが良かったのかな？）

あ、デモンストレーション。最初にいきなり"Ubiquitous"を"ubiquitous"…と

打ってしまい大慌てで全部消したので、見事大笑いされました。



終了後、小森さんともお話することが出来て良かったです。

（本当はもっとたくさんの人とお話出来たら良かったんですが・・・）

詳しい結果ももらって、溝口さん、原田さんと記録を見せ合ったところ

わずか５０点差

の中に３人がひしめきあっていた事実が（怖）そういう意味で今回は

勝った気が非常にしないんですが、とりあえず一言。

「記録は不満足ですが、結果は満足です。」




その後池袋でいつものように・・・


ＴＯＤ

（達人なのにぼこられ中）
二人で仲良くぽっぷん

（オイパンク０もクリア）



おまけ。


都大会の盾と仲良く

飾っています。
しかしこれよく見ると

「優勝」の文字が…（汗）