■はじめに |
とても回数・姿勢など足らないところで一杯ですが、連合内ただ一人の3ラウンド・ノーミス記録達成者として(第3回本大会一次予選4位、本大会二次予選5位、決勝大会3位)僭越ながら、今後の参考になるかもしれないということで、今までの練習について書いてみました。 注:この通りに練習したのにノーミスでなかったぞ!とか言われても一切責任は取れません。ご了承下さい。参考程度に。ただし質問は随時受け付けます。連合BBSへいつでもどうぞ! |
■課題文章のカスタマイズ |
課題文章は各自カスタマイズするのが当然でしょう。 人によってホームポジションが違うように、当然視力の有効範囲も違ってきます。一番自分に見やすく、わかりやすいようにする必要があるでしょう。皆さんしているだろうと思っていましたが、当日会場でもあの改行マーク・ふりがな付きPDFを持ってる人の方が多かったので意外でした。 ちなみに私は文字数はそのまま、文字を小さく、幅を狭く(具体的には私の視角に合わせて、12センチくらい)行間も狭くして、問題文を1枚に収めました。和文はみかけ文章が英文の3分の1程度なのでかなりコンパクトにできます。 こうすると問題文の左右の空欄が大きくなり、その後の書き込み(重要!)もしやすいので一石二鳥。あ、練習していくとわかりますが、問題文にはどんどん書き込みをしていくべきです。 要点 1:問題文は、途中でめくるロスを回避するため最小枚数にまとめる。 2:どんどん書き込んで消費するので、最低限4,5枚作って保存しておく。 3:用紙サイズ・文字サイズ・フォントなどいじれるものはいじって最適なものを見つける努力を惜しまない。 ベストサイズを見つけるまでに、私は10枚以上無駄紙使いました。その後書き込みを変更するのにさらに10枚。ワード、メモ帳、PDF、色々試しましたが、私のベストはメモ帳でした。ワードは勝手にカーニングするのが好かん!(個人的感想) |
■目標の決め方 一般orタイピスト? |
マイパソでは、まず順位を競いたいのか、2級が取りたいのか(1級を取りたいという時点で順位を競うことは確定なので(笑))によって、練習の方法も回数も全く違ってきます。 正直、現在のマイパソの級位設定はなっていません。 2級と1級の差が大きすぎる。1級の難しさに比べて2級が甘すぎる! 1級は1200ポイント、2級は750ポイント! (追記:第4回から”準1級”などの微妙な級認定が成立。やはり〜) 参考に、ワープロ検定(日商文書技能検定)1級の合格基準は10分間で800文字。これは言い方はどうかとおもいますが一般人の入力速度。タイパー・タイピストたるもの、一般人の入力速度の2倍は当たり前、3倍で並といってもいいかと思います。 もし2級が目的であるならば、ただひたすらミスを無くせばいいという目標ができます。750ポイント取るためには、ノーミス625文字。「2級を取ることが目的」という方は、これ以降の文章を読まれる必要も無いでしょう。ノーミスを目指し、地道に練習してください。 |
■目標の決め方 その1 まず10回打つ | ||||||||||||||
さて、振るい落とされなかったタイピストの皆様、一緒に目標を決めて参りましょう。 課題文章発表と同時にソフトが配布されるわけではないので、とにかくメモ帳でもワードでもなんでもいいので、文章を打ちます。時間の感覚が無いので非常にダラダラと感じますが、最初から時間設定をして打つのは無意味だと思います。(今後「初見部門」が出るとのウワサですが、初見の場合は別です) 日本語の場合特にそうですが、何度も々文章を打てば、少なくとも1,2,フレーズはおぼろげに勝手に覚えてしまいます。冒頭「ユビキタスとはラテン語で「あまねく存在する」という意味だ。」これを10回打って最初の文節「ユビキタスとは」が覚えられないという人はほとんど居ないでしょう(笑)
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